懐風堂日誌

同人サークル・少年迷路主宰 五戸燈火の日記

2018-09-21から1日間の記事一覧

鮎川哲也『ペトロフ事件』、読了。

戦後本格推理小説の巨匠、鮎川哲也先生の長編第1作目にして鬼貫警部初登場作品。戦前の満州国、そして南満州鉄道が舞台のアリバイ崩しを主眼としたミステリーです。私自身、鬼貫警部シリーズは『黒いトランク』『憎悪の化石』『黒い白鳥』の3作を読んだこと…