昨日より日記を始めぬ。擬古文体にて綴りし由は、紅葉・荷風の作風を模倣せんとすればなり。 曇り。蒸し暑き日なり。昨夜の睡り甚だ浅かりければ気分勝れず。神経の不調なるかな。 吉祥寺に往きて書を贖ふ。帰途、流紋亭に珈琲を喫す。 夜、天狗湯に湯を使ふ…
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