懐風堂日誌

同人サークル・少年迷路主宰 五戸燈火の日記

十一月二十八日。

曇。されど寒さ激しからず。此歳は暖冬なるべし。

午過、武蔵境に出て西武多摩川線に乗り是政に至る。徒歩より十分ばかりの処なる川辺の広場に火を起しつ甘藷を焼きて食ふ。此の日は月曜日なれど、此処に来りて火を起し、或いは相譚ひ或いは憩ふ人多かり。暮れなんとする頃に帰る。

久方ぶりの外出なりて疲労深く疾く寝入りぬ。因りて明朝これを記す。