懐風堂日誌

同人サークル・少年迷路主宰 五戸燈火の日記

十一月十三日。

いよいよ寒さ深まりぬ。冬の到来なるべし。此年は遂に秋のなかりき。 室内用の暖房器具の簡易なるものを注文す。翌日届くとの由なり。

十一月十二日。

特記すべきことなし。

十一月十一日。

晴れて涼しき日なり。 人から大阪土産とて551の豚まんを貰ふ。冷凍されたれば解凍せしめて後日食ふべし。 原神にて水仙十字の物語を読む。またしても涙止らず。

十一月十日。

久方ぶりに雨降りし後の路面を見る。風強し。 国枝史郎『沙漠の古都』を読む。

十一月九日。

昨日まで打ち続きたりし暑気のやうやく終りぬ。涼しきこと秋の如し。 原神の魔神任務第四章第五幕を読む。号泣留め得ず。

十一月八日。

原神にアプデありて新エリアの開放さるる。此の日は探索のみに時間を費しけり。

十一月七日。

晴。午過ぎに走る。夜、荻窪の満州に餃子を食ふ。

十一月六日。

晴。未だ暑し。日が沈みて後も夏が如き涼しさなり。

十一月五日。

晴。 余が働きたる見世に友人来る。嬉しきことこの上なし。 『侠客伝』第十五回を読む。

十一月四日。

特記すべきことなし。

十一月三日。

晴。暑し。吉祥寺に往きてスマホの画面フィルムとケースを購ふ。

十一月二日。

晴れて暑し。午のみ見れば十一月とは信じ難かり。帽子もたで外出せることを悔みぬ。 午下、神保町に往きて古本まつりを歩き見る。欲しと思へど買はでありける本どもをこれを機会に購ふ。 帰り際新宿に寄りて新しきスマホを受取る。実に六年ぶりなるスマホの…

十一月一日。

晴。朝夕は肌寒けれど午中は晩夏の如き暑さなり。異常気象といふ外に言葉もあらじ。 昨日よりの頭痛少し残れり。苛立たしきかな。

十月三十一日。

曇。終日頭痛に悩まさるる。

十月三十日。

晴。午前中に起る日が続きたり。体調悪しからず。此れを続けんが為に成すべきことを思ふ。

十月二十九日。

よく晴れて空青し。白雲薄く流れたり。風の心地好き日なり。終日繁忙のうちに過す。

十月二十八日。

晴。ブックフェスティバルの為に神保町へ往く。人出多く賑ひたり。東京創元社、国書刊行会、明治書院のブースにてそれぞれ本を購ふ。本のみならず食の見世もあり音楽を奏するもあり。

十月二十七日。

久方ぶりに朝早く起る。神田神保町にて行はるる古本まつりの初日なり。晴空の下、歩道に見世の並びたるを見るは毎年のことなれど壮観なるべし。今日は一冊買ふに留めぬ。昼餉にカレーを食ひて疾く帰る。

十月二十六日。

晴れて暖かき日なり。皿うどんを作りて食ふ。 百壁ネロ『探偵全滅館殺人事件』を読む。

十月二十五日。

睡眠浅く頭中に霧の立ち込めたるが如し。仕事捗らず。

十月二十四日。

午頃に起る。BUCK-TICK櫻井敦司の訃報を見る。驚愕言葉にならず。

十月二十三日。

睡れざる日の続きたり。強ひて睡らんとするも却つて悪し。耐へるより外に為す術なし。

十月二十二日。

俄に気温下りて肌寒き日なり。秋の深まりたるを感ず。さばれ余にとりては適温なれば変はらず半袖で過す。人に会へば寒からずやと驚かるる。

十月二十一日。

特記すべきこととてなし。

十月二十日。

夜、頓に人から誘ひあり、西荻に飲む。職場の愚痴など話しけり。

十月十九日。

日毎日記を書くことに労きてまとめて後から書くこと多くなりたり。睡眠得取らで書く能はず。ただ無為に日を過したりけり。

十月十八日。

特記すべきことなし。

十月十七日。

午過ぎに起る。秋晴れの心地好き日なり。 吉祥寺に往きハードオフを訪ふも買ふべきもの見出し得ず。 原神にガチャ更新あり。一年ばかり俟ち侘びたりしウェンティを引く。

十月十六日。

久方ぶりに十時間ばかり睡りつ。睡眠の不足せし状態にて感ずることは概ね誤りなりとぞ思ふ。 夜、近隣に新しく出来たりし定食屋にとんかつを食ふ。

十月十五日。

朝より雨強く降りたり。午過ぎに止む。