2019-01-01から1年間の記事一覧
年の瀬、ですね。今年もいよいよこの季節がやってきたと、既にテンション爆上げなのは毎年のことです。そうですね。コミックマーケットです。今回は1年ぶりにサークル参加します。頒布物はオリジナル創作小説です。おしながきは以下のようなもの。 かねてよ…
「オンエア、1周年だって。早いねー、もう1年か……。1年!? 嘘でしょ。もう3年くらい経ってると思ってた」というのが率直な感想です。新たなソシャゲが綺羅星の如く誕生し、流星の如く消え去っていく昨今、オンエアはなんというか大ベテラン選手くらいの安定…
久々に、大好きな綾辻行人センセの作品を読了した。館シリーズの第8作目『びっくり館の殺人』である。以下、悪趣味な探偵小説愛好家の感想というか戯言である。 びっくり館の殺人 (講談社文庫) 作者: 綾辻行人 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2010/08/12 …
宮沢賢治『銀河鉄道の夜』といえば、文学方面だけにとどまらずあらゆる創作ジャンルに甚大な影響を与え続けている不朽の大傑作である、というのは当たらずといえども遠からず、あながち間違ってはいないのではないか、くらいのところが僕の認識だ。回りくど…
創元推理文庫の創刊60周年を記念した「名作ミステリ新訳プロジェクト」の第3弾として『赤い館の秘密』の新訳版が先月発売された。作者はくまのプーさんの生みの親として有名なA・A・ミルン。戦前英米本格推理小説黄金時代の初期の代表作として、おそらく後世…
まずは表紙を見てほしい。これが全てを物語っている。新ジャンル、クラフトビール・ミステリーといったところだろうか。ミステリ好きかつビール好きの僕としては思わず手に取らずにはいられなかった。 ビール職人の醸造と推理 (創元推理文庫) 作者: エリー・…
来月、2019年5月上旬に、河出文庫から『法水麟太郎短編全集』という新刊の発売が予定されている。詳しい情報や書影などはまだ公開されていないようだが、おそらくKAWADEノスタルジック<探偵・怪奇・幻想シリーズ>に連なるものかと思われる。小栗虫太郎とい…
季節の変わり目ですね。毎度お世話になっているアニメ情報まとめを見ながら来季はなにを見ようかと思い迷う春先のこと。気になったものをいくつかご紹介。 KING OF PRISM -Shiny Seven Stars- キンプリがいよいよTVアニメ化! 放送に先がけて編集版が劇場で…
世界推理短編傑作集4【新版】 (創元推理文庫) 作者: 江戸川乱歩 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2019/02/12 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 江戸川乱歩が編んだ『世界短編傑作集』の新版の刊行も残すところあと1巻となった。第4巻目となる…
創元推理文庫の創刊60周年を記念した名作ミステリ新訳プロジェクトが熱い。古典ミステリオタクが渇望してやまないもの、それは新訳。と言うとちょっと言い過ぎだろうか。かつて読んだ旧いバージョンももちろん忘れがたいものだが、装丁やデザインが新しくな…
ずっと気になっていた作品でした。青崎有吾先生『体育館の殺人』を読了しました。 体育館の殺人 (創元推理文庫) 作者: 青崎有吾 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2015/03/12 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (2件) を見る 本書は2012年の第22…
古い時代の探偵小説好きにはタマラナイ作品です。甲賀三郎『蟇屋敷の殺人』を読了しました。 蟇屋敷の殺人 (河出文庫) 作者: 甲賀三郎 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2017/05/08 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 甲賀三郎といえば、木々…
当代随一のオトコのコ絵師、ネムネム先生のイラスト展がとらのあな秋葉原店Cの4Fイベントスペースにて開催中です。先日の三連休最終日に行ってきました。 昨年の冬も押し迫った時期に、コミケの宣伝やらなんやらに混じって年明けのイラスト展開催の報に接し…
4周年、ですね。早いもので。こういう周年の度に、もっと昔からあるような、もう10年くらい経ってるんじゃないの? という感情が湧いてきます。4周年というからにはリリースされたのは4年前の2015年の新春なわけで、2015年といえば自分は何をしていたのか、…
先日の武道館ライブで発表があったみたいですね。2019年7月ということはつまり今年の夏アニメ。紆余曲折を経て(?)、ついにあんスタのアニメ化が実現しそうです。 アニメ版公式サイトもしっかり立ち上がってますね。これは夢じゃない……。夢じゃないぞ。夢の先…
冬、ですね。冬らしいものを。似鳥鶏先生『理由あって冬に出る』を読了しました。理由と書いて「わけ」と読むのはSideMと同じです。関係はもちろんありません。 理由(わけ)あって冬に出る (創元推理文庫) 作者: 似鳥鶏 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: …
最近は古い推理小説を読むことが多かったのですがちょっとひさしぶりに現代ミステリを。梓崎優先生のデビュー作『叫びと祈り』読了しました。 叫びと祈り (創元推理文庫) 作者: 梓崎優 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2013/11/29 メディア: 文庫 この…
あっという間に冬アニメが始まる季節。まだ昨季のアニメも視終わっていないのに。でも確認だけはしなければ。今季はどんな美少年が出てくるのだろうか。 超次元革命アニメ Dimensionハイスクール dimension-hs.com ぱっと目についたキーヴィジュアルからして…
あらためまして、新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 さて皆さん、新年初読みはいかがだったでしょうか? 私が2019年の1冊目に選んだのはセイヤーズの不朽の大傑作『ナイン・テイラーズ』でした。はじめて読んだのは5年…
古い探偵小説が現在でも気軽に読めるというのはなんて驚異的なことだろうか。それも海外の100年近くも昔の作品が日本語で読めるというのは。 世界推理短編傑作集3【新版】 (創元推理文庫) 作者: 江戸川乱歩 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2018/12/20 …
あけましておめでとうございます。今年の目標はもう少し更新頻度を上げる、というのはちょっとハードルが高いので、更新が途絶えることのないように続けていきたい所存です。そっちこそハードルが高いのかもしれない(?)ですが、本年もよろしくお願い申し上げ…