懐風堂日誌

同人サークル・少年迷路主宰 五戸燈火の日記

2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

十一月二十九日。

曇。生温かき風の吹きたり。雨の気配を感ず。 今年初めておでんを作る。夜八時を過ぎたる頃に寝る。稀なる早寝なり。

十一月二十八日。

曇。されど寒さ激しからず。此歳は暖冬なるべし。 午過、武蔵境に出て西武多摩川線に乗り是政に至る。徒歩より十分ばかりの処なる川辺の広場に火を起しつ甘藷を焼きて食ふ。此の日は月曜日なれど、此処に来りて火を起し、或いは相譚ひ或いは憩ふ人多かり。暮…

十一月二十七日。

晴。青白き空は澄みて曇りなし。日差し暑さを思ふばかりなり。 関町なる道具屋に木炭を購ふ。 夜、ワールドカップ日本対コスタリカ戦を観る。痛恨の敗戦なりや。観終りて軈て寝入りけり。

十一月二十六日。

原神を第三章第二幕まで読む。世界ランクの上りたれば、敵強くなりて勝ち難くなりぬ。暫く味方の育成に傾注すべきや。

十一月二十五日。

頭痛悪しく終日臥す。

十一月二十四日。

終日臥す。生きる意の見えずなりぬ。

十一月二十三日。

雨。終日降り続きたり。 朝まだき、起きてワールドカップ仏豪戦を観る。 『侠客伝』第二集第一巻を読む。 夜、独に対せし日本代表の歴史的なる勝利を観る。此の結果は凡そ予想せざりき。

十一月二十二日。

" data-en-clipboard="true">朝、散歩す。午前七時を過たる頃なるべし。未だ日の上り来らず、斜めに若く射し込みたり。空気の冷やかなることにも、季節の冬に入りたるを思ふ。或いは車の窓の、或いは道路標識の、霜に凍りたるを見る。 " data-en-clipboard="…

十一月二十一日。

体調悪しく終日臥したりけり。

十一月二十日。

曇。日暮れて後に雨降りぬ。気分転換にと部屋中を掃除す。 先日大失敗せしハンバーグに再挑戦す。此度は成功せり。何事も丁寧を旨とすべし。

十一月十九日。

何も得せず。特記すべきことなし。

十一月十八日。

晴れたれど部屋の温度の下りたるを感ず。いよいよ秋も過ぎ去りぬ。

十一月十七日。

空気に冬の匂いを嗅ぐ。年の瀬の迫りたるを思ふ。街の景色もどことなく、暮れの准備に急がわしくなりぬ。余の最も好む季節なり。

十一月十六日。

晴れて暖かき日なり。却って冬の寒さ待ち遠し。 日毎独りで酒を飲むことなくなりて久しかり。不意に飲まほしくもならず。睡眠に問題のある限り、飲むことに益なしと心得たり。

十一月十五日。

午前中、曇りて時折雨の降るめり。午より晴れぬ。 夜、鶏胸肉の炊き込みご飯を作る。黒胡椒を多く用ひて味をつけたるがいと美味し。

十一月十四日。

昨夜より腹痛激しく半日臥したりけり。

十一月十三日。

夕刻過ぎ、雨の降りたれば、少時散歩す。雨の匂い心地良し。 夜、ハンバーグを作るも大失敗に帰す。挽肉の混ぜ方に問題ありや。

十一月十二日。

霜月も半ばとなりぬ。未だ寒からず、冬は遠く思へり。 原神に時を使ひ、勉強疎かになりぬ。明日より再開せんとす。 夜、天狗湯に湯を使ひ、身体の凝りを解す。

十一月十一日。

FGOにて箱ガチャイベントの始まりたるも、原神の魅力には勝ち得ず。食も忘れ楽器も忘れ、許す限りに進めつ。

十一月十日。

原神、面白し。

十一月九日。

昨夜より原神を始めぬ。多年せまほしく思ひたりしゲームなり。思ふに優したる面白さに、寝はすれど食は忘れ、終日を費やしにたり。暫く此の熱の覚めざるや。

十一月八日。

よく晴れて天に雲なく、月蝕鮮やかに見えたり。

十一月七日。

晴。上着いらず。 図書館に勉強す。『美少年録』第二十回まで読了す。 夜、天狗湯に湯を使ふ。

十一月六日。曲亭馬琴に纏る史跡を訪ふ。

余の最も心酔せる著述家は曲亭馬琴なり。けふの日付がその忌日とものの本に読みて墓参を思い立ち、健脚の友を二人ばかり呼出し、朝から東京散歩を起しぬ。 さて、後に心得しことなるが、馬琴の忌日は固より旧暦の日付にて、新暦なれば十二月一日なりといふ。…

十一月五日。

久方ぶりに独り晩酌をしつ夜を深しぬ。酔ひても寝られざることなく、又起き得ざることもなし。僅か数箇月にてここまで変はりたるかと驚きを禁じ得ず。 終日、楽器の練習に時を移して外出せず。

十一月四日。

此の週は殊更に冷え込むことなく温暖なる気候の続きたり。紅葉の鮮やかなるも今が盛なり。美しきものは疾く過ぎ往くこそ輝かしかるべけれ。 午後、吉祥寺に往きて書店を訪ひ、ベートーヴェンのピアノソナタ第十四番の楽譜を購ふ。遍く「月光」といふ名で呼ば…

十一月三日。

麻雀の事。天鳳にて二段に昇進しつ。初段から二段まで上る為に、多少の時間を費やしけり。 思へらく、ここに初心者と中級者の壁やはある。麻雀の法則を知り、役を作らんとするのみにて、運に任せて遊びたるとも、初段まで上るは容易かるべし。されど、初心者…

十一月二日。

余はあと幾歳生き永らえ得るか。甚だこころもとなく思へり。今世紀半ばまで生きたる姿の聊かなりとも想像する能はず。さばれ、世を儚みて託つにあらず。稚き頃より、桜を見るにあと何回、生きて見るべきやと、数を数へて他人事に、玉の命の短さを、思ふこと…

十一月一日。

睡りは浅かりといふとも、夜床に就て朝まで覚ぬ習慣の身に付きたり。これなん数稔ぶりのことなるべき。やうやうし得べきこと倍したれば、午前中にも運動と楽器の練習を加へて、をさをさ怠りなかるべく、生きるに愉しみを以てし、前を向てぞ進みたき。 『侠客…