曇りて寒き日なり。はや秋も過ぎたるか。室内温度の二十度を下りたれば頓に寒々しき心地す。 『美少年録』第十九回まで読了す。 ピアノ練習の効果ありて、指の鍵盤に吸い付きたるが如き感覚ぞ生れ出したる。良き兆候なるべし。
曇。時折雨の降るめりき。 午より図書館に勉強す。『罪と罰』第六部読了す。 映画を視るに備へて、久しぶりに『ぼくらのよあけ』再読す。余の最も好いたる物語のひとつなれば、幾度目なりとも禁め得ぬ、涙の俄雨降る如し。変化の可能性を秘めたる、小さき人…
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