2022-10-25 十月二十四日。 日記 曇。時折雨の降るめりき。 午より図書館に勉強す。『罪と罰』第六部読了す。 映画を視るに備へて、久しぶりに『ぼくらのよあけ』再読す。余の最も好いたる物語のひとつなれば、幾度目なりとも禁め得ぬ、涙の俄雨降る如し。変化の可能性を秘めたる、小さき人の勇ましく、出会ひ別れ受け入れて、大いなる宇宙の果てを、指して生き往く物語なり。