2022-08-13 八月十三日。 日記 昨夜なかなか寝つかれず書を読みつ暁に至りぬ。起きて午なり。睡り浅く意識朧々たり。 雨風強し。部屋に籠りて復た書を読む。有明にては夏の祭り開催さるる。余は此度不参加なり。再び帰る日を目して今は時機を待つのみなるべし。 夕方、睡気に耐ふる能はず寝落ちぬ。夢中に雨音を裂きてサイレンの遠く響き渡りたるを聞く。 雨止みたれば夜走る。湿気を含みたる風いと涼し。虫語蕭条と響きぬ。秋の夜の如し。