懐風堂日誌

同人サークル・少年迷路主宰 五戸燈火の日記

八月二十三日。

得起き上がらず。夕刻まで倒れ臥したり。常に喉の奥に異物ありたるが如き嘔吐感あり。

無気力の重石をや頭に戴きたる。最低限なる食事、入浴、歯磨しつるに死力を以てす。掃除、洗濯にまで至らず。仕事はさらなり。呼吸をするだに大いなる疲労を感ず。人の形を保ちたるこそ厭わしけれ。