朝より雨、午に至りて止むも、時々降りたる形跡あり。 百均に買ひし護謨草履の、先辺千断れかけたりしが、いよいよ得履けずなりぬ。新しき履物を買はまほしけるが、いかにかせんや。安物ならで、長く履き得る物をこそ買ふべけれ。 夜、秀の湯に湯を使ふ。帰…
曇りて屢々氷雨降りたり。寒く薄暗き日なり。されど出ると帰るの折には雨に遭はず。雨男なる余にとりて、豈珍しきことならざるや。 近頃病怠りつつあるも、身体の震え頻りなりて、臥したるときも休まらず。又心の慄え平癒に遠かり。纔かなりとも睡眠を日毎続…
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