2022-10-14 十月十四日。 日記 朝より雨、午に至りて止むも、時々降りたる形跡あり。 百均に買ひし護謨草履の、先辺千断れかけたりしが、いよいよ得履けずなりぬ。新しき履物を買はまほしけるが、いかにかせんや。安物ならで、長く履き得る物をこそ買ふべけれ。 夜、秀の湯に湯を使ふ。帰途、虫の鳴音高やかに響きぬ。鈴を転がしたるに似たり。